~平和大好き! 平和っていいね~
8月18日(土)、岐阜市正木のマーサ21マーサホールにて「第2回こども平和ひろば」が開催されました。来場者と関係者でおよそ300人の参加で賑わいました。
平和のことを家庭でもおしゃべりできるといいですね
「こども平和ひろば」は、「こども平和ひろば実行委員会(※)」が主催し、岐阜県内の生協や団体が参加して企画・運営する催しです。昨年からマーサホールを借用できるようになり今回が2回目の開催となりました。岐阜市・岐阜市教育委員会の後援を受けています。
全岐阜県生活協同組合連合会(岐阜県生協連)は今年も実行委員会に参加し、第2回ひろばの開催をサポートしてきました。
テーマは、こどもたちが平和について考える「きっかけ」となる場づくりです。夏休みに親子で気軽に参加していただき、未就学児から小学生をメインに楽しく参加してもらうこと、あわせて、同伴の大人も平和について考え、家庭でおしゃべりしてもらうことを大切にしました。
コーナー企画がさらに充実しました!
昨年はステージ企画がメインでしたが、今回はコーナー企画を充実させ、各コーナーでの交流を大事にしました。平和の絵を書いたり、おりがみ・しおりづくり、昔あそびなど楽しく体験したり、平和やユニセフの展示など、見たり話したりして楽しく学べるようコーナーでの説明を重視しました。
楽しく歌って踊ろう! ステージ企画は今年も魅力満載でした!!
ステージ企画は、みなもダンスや児童合唱、フォークグループ「伊舞木座」のピースコンサート、ハーモニカ演奏やキッズダンス、ピースアクションの参加報告など、ライブ感あふれる企画が盛りだくさん! ステージと観客席が一体となりました。
「平和クイズラリー」はみんなで平和について考えました
会場内の6つのコーナーに平和クイズを用意し、各コーナーでクイズ問題について参加者とスタッフが交流して一緒に話し考えました。クイズを通して平和のことを学ぶ大切な場となりました。
「コーナーで親切に教えてもらったので全部できました」
「大人でも知らないことがあり勉強になりました」
この日は10時の開会から15時のグランドフィナーレまで、こどもから大人まで、大勢の参加で楽しく盛り上がり、充実感いっぱいの一日になりました。昨年と比べても、実行委員会への参加組織やこどもさんの参加(出演、来場)が増えたことは、地域とのつながりが強まったことの証であり今年の前進点となりました。
ご参加いただいた皆さん、実行委員会の皆さん、ご支援ご協力をいただいた皆さん、本当にありがとうございました。今年も会場をお貸しいただいたマーサ21さんにも感謝申しあげます。
今年で戦後73年。日本の総人口の8割以上の人が戦後生まれになりました。
私たち戦争を知らない大人たちが何を考え、どう行動するかが、今求められています。次の世代に何を伝えるのかということは、戦争を知らない大人達が何を思うのかということなしには、伝わりません。岐阜県生協連は、こどもも大人も一緒に感じて学ぶ場づくりをこれからも積極的に応援していきます。
●未来を担うこどもたちの命を守ることは世界共通の願いです。ユニセフコーナーでは、パネルや支援物資を展示して活動をお知らせしました。
●被爆者の高齢化が進み、戦争体験の継承は重要な課題です。「原爆と人間展」のパネル展示と合わせ、岐朋会の皆さんが被爆体験を丁寧に話してくださいました。
※こども平和ひろば実行委員会の参加団体
岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)、岐阜県学校生協、
西濃医療生協、きょうされん岐阜支部、
国民平和大行進実行委員会、岐阜県ユニセフ協会、
ぎふ西部子ども劇場、ぎふ山県子ども劇場、
コープぎふ、コープぎふ労働組合、全岐阜県生協連