岐阜女子短期大学の「ピーチクラブ」の学生さんによる、平成30年度の枝豆づくり農業体験活動が終了し、10月5日(金)、ふりかえりの成果発表会が開催されました。
この活動は、平成24年から岐阜県の「食農教育実践支援事業」として始まり、今年が7年目の取り組みとなりました。
岐阜県生協連が事業主体となり、岐阜女子短大生協、JAぎふえだまめ部会、岐阜農林事務所、岐阜県農政部がサポートして毎年進められています。
今年も、4月の事前レクチャーから始まり、5月の定植(残念ながら悪天候のため圃場での作業説明会に変更しました)、6月半日農業体験、7月収穫祭、10月成果発表会と、今年も活動することができました。
この日の成果発表会は、活動に参加してくれたピーチクラブの学生さんの中から5名の方が一年間の活動について報告され、会場参加者から感想や質問を出し合い交流しました。最初は緊張気味に報告されていたピーチクラブの皆さんでしたが、会の後半では話が弾み笑顔の意見交流となりました。
ピーチクラブの皆さんの感想
「農作業がこんなに大変なのかと驚きました。半日の作業体験でも大変だと思いました。農家の方の苦労が少しですがわかった気がしました」
「枝豆はいろいろな種類があり、一粒だけの枝豆が思っていたより多かったです。その選別作業だけも大変でした」
「新鮮な枝豆は本当に美味しかったです。枝豆は鮮度が大事だと実感しました」
生産者、農協、行政の方からのエール
「今年は猛暑や風水害などで枝豆の出来栄えが悪かった。自然災害の影響は本当に大きい」
「やっぱり自分で作ったものに触れるのが一番なので、収穫祭への参加がもっと増えるといいですね」
「岐阜の枝豆は50年の歴史を持つ代表産物。将来自活されるであろう学生さんに、岐阜の枝豆のことを知ってもらえてよかったです」
最後に、活動を指導された長屋郁子先生から、
「今年も活動を支援していただいた皆様に感謝します。食育は五感で感じることが一番大事です。今年も農作業を通して、学生がそれを肌で感じられたと思います。」
と、お礼とまとめの挨拶があり、今年の活動を終了しました。ありがとうございました。
岐阜県生協連は、引き続き、地元の農産物を通して、食と農の大切さをひろげる活動に継続して取り組んでいきます。
この日の成果発表会参加の皆さん
ピーチクラブの皆さん(岐女短生協)
市川さん、古田さん(JAぎふ えだまめ部会)、仲村さん(JAぎふ 園芸販売課)
川部さん(岐阜農林事務所)、松井さん(岐阜県農政部)
長屋先生(岐阜女子短期大学 食物栄養学科)、吉田さん(岐女短生協)
佐藤、河原(岐阜県生協連)