活動の報告

【19.01.21】「協同組合間提携推進協議会」2019年度第1回幹事・事務局合同会議に出席しました

 
2019年度第1回「協同組合間提携推進協議会幹事・事務局合同会議」が岐阜市のJA会館で開催され、岐阜県生協連からも出席しました。

全国の協同組合の連帯組織は、地域ごとの自発的な動きとして生まれ、現在41都道府県に連帯組織があります。会員は、JAグループや生協、漁協、森林組合、労働金庫など460以上の多くの団体が参加しています。

私たちの岐阜県では、1992年に「岐阜県協同組合間提携推進協議会」が発足し、県内の協同組合で連携した活動を進めています。一昨年7月の「協同組合を考えるつどい」では、「協同組合宣言」を採択し、ますます県内で協同組合の連帯の力を高めていくことを目指しています。

この日の会議では、協議会座長の李侖美准教授(岐阜大学)の開会ご挨拶・進行で、JAぎふ中央会渡邊常務の挨拶の中では、JA改革の進捗状況についても触れられ、協同組合間提携の力を生かして、中央会として重要な総合調整機能を果たしていきたいとの抱負が述べられました。

この日の議題と協議内容について(要旨)

(1)2018年度事業報告書及び収支決算書について報告がありました。2018年度は、

  • 学習活動として、「協同組合を考えるつどい」(142名参加)を開催し、
  • 研究活動として、岐阜大学の「協同組合に関する講座」への出講や、「協同組合連携組織 全国交流会議」参加しました。
  • 地域活動活動では、「長良川清掃活動」(56名)に初めて参加できましたし、
  • 「地域と協同の研究センター」への参画も進みました。
  • 収支結果は、ほぼ予算通りの実績となりました。

(2)続いて、2019年度事業計画書と収支予算について提案がありました。

  • 事業の重点事項は「提携事業・学習活動の企画・推進と協同組合理念の今日的意義の研究」を継続して、2018年度活動をベースに2019年度活動を進めること、そのための収支予算について協議しました。

(3)活動の具体化について協議しました

1. 協同組合に関する学習会
3/14を予定。JA全農岐阜精米センター、コープぎふを会場に。若手職員が「協同組合で働く意義を考える」場として。兵庫県のSDGs学習会(カードゲーム)等を参考に調査検討していく。

2. 協同組合を考える集い
7/12を予定。講演「人口減少における協同組合の役割」。生協連も情勢報告を行う。

3. 岐阜大学への出講
今年は李先生の6月講義に4組織で出講する。

4. 長良川を美しくしよう運動
7月と8月。各組織2名以上の参加で。のぼりや横断幕等も限られた予算の中で検討しよう。

などを話し合いました。
 

くらしをめぐる状況は速いスピードで大きく変化しています。2019年度も岐阜県生協連は、県内での協同組合間の連携の取り組みに積極的に参加することを通して、会員生協の事業や活動を応援していきます。

2019年度 第1回協同組合間提携推進協議会 幹事・事務局合同会議

幹事

  所属 役職名 氏名
1 岐阜大学 准教授 李 侖美(イ ユンミ)
2 全岐阜県生活協同組合連合会 専務理事 佐藤 圭三
3 岐阜県酪農農業協同組合連合会 参事 近藤 昌伸
4 全国農業協同組合連合会岐阜県本部 管理部長 後藤 重武
5 岐阜県農業組合中央会 常務理事 渡邊 健彦

事務局

  所属 役職名 氏名
1 全岐阜県生活協同組合連合会 事務局長 河原 洋之
2 岐阜県酪農農業協同組合連合会 販売課長 菱谷 須美子
3 全国農業協同組合連合会岐阜県本部 企画管理課 早川 雅人
4 岐阜県農業組合中央会 統合企画部長 川村 規明生
5   協同活動推進課長 大島 晃明
6   協同活動推進課 小西 洋次
7   協同活動推進課 川合 徹