2019年1月26日(土)、岐阜市消費生活センターの生活知識講座「成年年齢引き下げと消費者被害」が、岐阜市のハートフルスクエアGで開催され、50名を超える参加者で学習しました。
この日の講座は、岐阜市消費生活センターの土田係長の司会で、和田課長の開会挨拶で始まりました。講師は司法書士の小司(しょうじ)隆信さん。小司さんは瑞浪市の司法書士事務所に勤務されており、消費者ネットワーク岐阜の世話人もやっていただいており、岐阜県生協連も大変お世話になっている先生です。
講演の骨子
自己紹介に続き、
- 最近の消費者問題の傾向について。若者の意識調査からみえるもの など
- なぜ消費者被害に遭ってしまうのか?未然防止のための視点は何か?
- 2020年4月からの成年年齢引下げの経過や概要
- まとめ…これからの課題など
消費者被害の観点から成年年齢引下げの学習に参加したのは初めてでしたが、小司先生が非常にわかりやすく整理してお話ししていただいたおかげで、とてもわかりやすく学習できました。
成年年齢が引下げられた時に、18歳に変わるもの(契約や居所の決定など)、20歳が維持されるもの(喫煙・飲酒や国民年金の被保険者資格など)がありますし、成人式の開催など、当初は混乱が予想されます。
最も大事なのは、中高生などこれから成人を迎える人たちへの教育になりますが、学校はもとより、家庭や社会全体で若い世代の人たちの社会参加を支援していく視点が大切だと思いました。
今日は貴重な学び場となりましたので、このような学習会を生協の活動の中でも開いていけるとよいと思いました。ありがとうございました。
余談ですが、この日にやった心理チェックでは、私は勧誘にけっこう弱い傾向があるようですので気をつけたいと思いました(^^)