2015年5月22日(水)、岐阜市柳戸の岐阜大学第二食堂で、岐阜大学生協の第115回総代会が開催されました。同生協には岐阜県生協連は長年に渡り非常勤監事に就任しています。
開催時間は16:30~19:30。昨年までは夜の開催でしたが今回から時間を早め一部・二部方式に見直されました。
今回の議案は、
第1号議案」2018年度の事業決算の報告」、第2号議案「2019年度の事業計画と予算」、「役員改選」の3本。高木専務理事と理事の加藤奈那子さんから提案がありました。
2018年度決算は経常損失が出るなど単年度ではきびしい経営となる中、理事会で経営改善の論議を詰めてやってきており、食堂の利用が伸長するなどの変化も生まれています。2019年度は、さらに食を中心に利用を伸ばすこと、そして供給剰余の改善や事業経費の効率化を進めて黒字化をはかる計画・予算が提案されました。
この日の出席状況は、総代定数100名に対して本人出席が46名(書面41名)。議案提案の後は、6~7人ずつのテーブル形式で議案について質問や感想を出し合って理解を深めました。その後の会場からの発言では、「食堂パスの清算が従来の半年単位から1年単位に変更されたのは何故ですか?」などの質問が出され、高木専務が経過や理由を回答されました。
その後の採決で両議案が賛成多数で可決された後、役員改選案(理事19人、監事5人)が提案され、こちらも会場の拍手多数で確認されました。
第1部の最後は、新役員を代表して近藤理事長の挨拶があり、
「大学事業連合の統合などでご心配をおかけしているかもしれませんが、引き続き皆さんと一緒によい岐大生協をつくっていきましょう」と呼びかけがありました。
年間通した総代活動。学生生活の大事なひとコマになっています。
休憩後の第2部は、「活動を始めてみよう」のテーマで、各部別のグループに分かれてお弁当を食べながらの交流会となりました。総代の割合は下級生の割合が多いとのことで、学生生活の送り方や組合員としての活動について、新入生の疑問や不安について上級生が経験談やアドバイスをしながら、生協を通してどんなことができるのかを考える場になっていると感じました。
最後に、各グループから代表で1名ずつ「活動宣言」を紹介して閉会となりました。6月に早くも中間報告の会を開催するそうです。
岐大生協の総代活動はかなりボリューム感があり、学部別に総代会議を継続的に開催しながら通年で活動するなど、学生生活の一部として総代活動もあるという感じでしょうか、地域生協や職域生協との違いはけっこうありますし参考になることが多いと思いました。
余談ですが、固有の言葉がよく出てきて面白かったです。「おーせー」とか「きょうじゅう」とか… 「応用生物科学部」「共同獣医学科」とか、聞いて初めてなるほど納得です。