市立岐阜女子短大では、8年前から「食農教育推進事業」として、JAぎふや行政の支援を受けて、枝豆農作業体験に取り組まれています。
2019年7月13日(土)、4月のレクチャー、5月の定植作業、6月の半日農業体験に続く2019年度活動の第4弾として、岐阜市曽我屋のJAぎふ選果場で開催されたJAぎふの「枝豆収穫体験」に参加させていただきました。
今回の参加者は、市立岐女短生協学生委員会「ピーチくらぶ」の安田朱里さんと坊紗也花さん、ともに食物栄養学科の2年生で、昨年も参加してくれました。
この日は朝5時50分に大学に集合しJA選果場に直行。すでに生産者やJA職員の皆さんが会場準備のためにかなり集まってこられていました。6時30分から職員の朝礼。ピーチチームは受付でうちわやポケットティッシュの配布係になりました。
この収穫体験は今年で11回目の開催ということで、地域の中に定着して年々参加者も増えているそうです。私たちが5月に枝豆の苗を定植した、選果場裏の圃場に実っている「湯あがり娘」と「S201」という2品種の枝豆を、来場者が有料で収穫体験(生産者がお手伝いして)して持ち帰るという企画です。運営はお手伝いの私たちも含めて84名体制です。
8時が開会式ですがなんと7時前から人が集まり始め、8時半の整理券配布時にはもう長蛇の列に! 収穫体験の申し込みは一口500円(湯あがり娘を5株かS201を5株)でお一人2口ずつまでというお得感溢れる内容が人気で、ご家族連れでの来場が目立ちました。
開会後も続々と来場があり、駐車場は満車、圃場も大盛況で、結局約1時間ちょっとで予定した約1,000口(5,000株)の収穫が終了しました。
安田さんも坊さんも開始早々からの慌ただしさであっという間の収穫祭のスタッフ体験となりましたが、岐阜の特産品である枝豆の人気の高さと、地域への密着度の高さを実感できた一日でした。
終了後はお弁当と、お手伝いのスタッフには獲れたばかりの枝豆のお土産をいただき岐路につきました。
この日の収穫体験への参加にご協力いただいた、生産者やJA岐阜の皆様、行政の皆さまに心から感謝いたします。次回は10月4日(金)の成果発表会で今年の活動を締めくくります。