2019年8月24日(土)、今年も岐阜市正木のマーサ21マーサホールをお借りして「第3回こども平和ひろば」が開催されました。来場者と関係者でおよそ350人の参加で賑わいました。
●平和のことを家族で話すきっかけにしてほしい。
こども平和ひろばのテーマは、こどもたちが平和について考える「きっかけ」となる場づくりです。夏休みに親子で気軽に参加していただき、未就学児から小学生をメインに楽しく参加してもらうこと、あわせて、同伴の大人も平和について考え、家庭でおしゃべりしてもらうことを大切にしています。
●コーナー企画は、スタッフの創意と工夫でさらに充実しました!
こども平和ひろばは、コーナー企画とステージ企画で構成されています。コーナー企画は実行委員会のメンバーが分担して、平和の絵を書いたり、おりがみ・しおりづくり、昔あそびなど楽しく体験したり、戦争に関するパネル展示、生協の平和の活動やユニセフの展示、被爆者の方のお話を聞けるコーナーなど、見たり話したりして楽しく学べる場をたくさんつくりました。
●みんなが参加して楽しめる! ステージ企画は今年も魅力いっぱいでした!!
もう一つの柱であるステージ企画は、開会挨拶に続いて「ぎふ早田太鼓」の演奏に始まり、平和のフォークソングコンサート、ハーモニカ演奏、空襲の紙芝居、キッズダンス、ピースアクションの参加報告、そして今回初企画のピースリレートーク、平和を願う群読などの企画が盛りだくさん! ステージと観客席が一体となり楽しく盛り上がりました。
●戦争を風化させないために、貴重な体験を継承していきましょう。
この日は10時の開会から15時のグランドフィナーレまで、こどもさんから大人の方まで、大勢の参加で楽しく充実感いっぱいの一日になりました。実行委員会への参加組織やこどもさんの参加(出演、来場)が年々増えており、地域とのつながりが着実に強まっていると感じました。
ご参加いただいた皆さん、実行委員会の皆さん、ご支援ご協力をいただいた皆さん、本当にありがとうございました。今年も会場をお貸しいただいたマーサ21さんにも感謝申しあげます。
今年で戦後74年。日本の総人口の8割以上の人が戦後生まれになりました。私たち戦争を知らない大人が戦争の歴史や事実に真摯に向き合い、平和の尊さを自分の言葉で次の世代に伝えていくことが大事だと感じます。岐阜県生協連は、こどもも大人も一緒に感じて学ぶ場づくりをこれからも応援していきます。
※こども平和ひろば実行委員会の参加団体
「こども平和ひろば」は、「こども平和ひろば実行委員会(※)」が主催し、岐阜県内の生協や団体が参加して企画・運営する催しです。一昨年から始まり今回が3回目の開催となりました。岐阜市・岐阜市教育委員会の後援を受けています。
全岐阜県生活協同組合連合会(岐阜県生協連)は毎年実行委員会に参加し、県連の会員生協の皆さんと一緒に計画づくりや当日運営をサポートしています。
岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)
岐阜県学校生協
西濃医療生協
きょうされん岐阜支部
国民平和大行進実行委員会
岐阜県ユニセフ協会
ぎふ西部子ども劇場
ぎふ山県子ども劇場
ぎふ中部西子ども劇場
コープぎふ、コープぎふ労働組合
全岐阜県生協連
その他有志の皆さん