活動の報告

「岐阜県協同組合間提携推進協議会」来年度の計画検討を始めました。【19.10

会場は岐阜市のJA会館会議室。年3回開催されています。

2019年10月4日(金)、2019年度第3回「岐阜県協同組合間提携推進協議会幹事・事務局合同会議」が開催され、全岐阜県生協連からも出席しました。

全国の協同組合の連帯組織は、地域ごとの自発的な動きとして生まれ、現在41都道府県に連帯組織があります。会員は、JAグループや生協、漁協、森林組合、労働金庫など460以上の多くの団体が参加しています。

私たちの岐阜県では、1992年に「岐阜県協同組合間提携推進協議会」が発足し、県内の協同組合で連携した活動を進めています。一昨年7月の「協同組合を考えるつどい」では、「協同組合宣言」を採択し、ますます県内で協同組合の連帯の力を高めていくことを目指しています。

協議会座長 岐阜大学の李先生の開会挨拶と進行。

この日の会議は、協議会座長の李侖美准教授(岐阜大学)の開会挨拶・進行で、来年度(2020年1月~)の活動計画を協議しました。



この日の議題と協議内容(要旨)

(1)「協同組合に関する学習会」の開催について

今年度初めて開催し、各組織から若手職員が参加して協同組合について学習しました。特にカードゲーム形式のSDGs学習会が好評でしたので、来年度も継続して取り組むことを決めました。開催日程は2020年2月頃とし、美濃酪連工場の施設見学と協同組合・SDGsの学習の企画内容で継続検討することになりました。

(2)「協同組合を考える集い」の開催について

毎年開催している集会です。今年は日本協同組合連携機構(JCA)の阿高あやさん、奈良女子大学の中山徹教授の講演など、協同組合の存在意義や方向性などを学習し深めました。来年度も7月に開催することとし、会場や企画内容、効果的な費用の使い方等を検討していくことになりました。

近年、農協改革やJCA設立、国連でのSDGs採択など、協同組合を巡り情勢も大きく動く中で、「協同」について学び深めることに視点を当てた取組みをこの協議会で相談して実施しています。引き続き、各組織の力になるような取り組みを考え実現していきたいと思います。

その他、研究活動として、
「岐阜大学応用生物科学部への出講」
「JCA主催の全国交流会への参加」…来年は東京五輪期間中につき開催地の変更がある。
地域貢献活動 として、
「清掃活動への参加」…来年は東京五輪期間中につき花火大会が開催されず活動の変更が必要になる。
などを協議しました。

■この日の出席者 

岐阜大学 准教授 李侖美
全岐阜県生活協同組合連合会…専務理事 佐藤圭三 、事務局長 河原洋之
岐阜県酪農農業協同組合連合会…参事 近藤昌伸、販売課長 菱谷須美子
全国農業協同組合連合会岐阜県本部 調査役 早川雅人
岐阜県農業組合中央会 部長 河村規明生、課長 下條克隆、調査役 川合徹