2019年11月7日(木)、岐阜大学の農業政策学の授業に出講し、協同組合や生協について学生さんに講義させていただきました。
この取り組みは、岐阜県内のJA、酪連、生協連で構成する岐阜県協同組合間提携推進協議会の取り組みとして毎年行っているもので、応用生物科学部の授業の一環として、JA岐阜中央会、JA全農岐阜、岐阜県酪連、そして全岐阜県生協連とで分担して講義を行っているものです。
この日の講義は次のように分担して行いました。
(1)「JAの地域における役割」 JA岐阜中央会 小西洋次
(2)「協同組合の始まりと岐阜県の生協」 岐阜県生協連 佐藤圭三
まず前半45分は、JA岐阜中央会の小西さんからJAの組織や事業の種類・内容、JAの役割、今後の課題などが説明されました。この中では、協同組合と株式会社との違いや「一人一票制」など協同組合に共通することを丁寧に説明していただきました。
それに続き後半45分で、生協がイギリスで生まれ世界中に発展して歴史、ロッチデール原則、岐阜県の生協の紹介と目指していることなどをお話ししました。
民主主義の原則、市価での現金販売、利用割戻し、正直な商売、教育の重視など、170年以上たった今も変わらず、そしてこれからも生協運営の肝心要になる原則を私も再確認することができました。
今回、貴重な学びの機会を与えていただいたことに感謝します。学生さんたちのレポートはどんな感想が書かれてくるのかドキドキしますし楽しみでもあります。