活動の報告

「災害にも強い地域づくり」への検討に参加し、顔の見える関係づくりを進めています。【20.1.31】

この日の会議は、岐阜県(毛地域福祉課)、社協(岐阜県・岐阜市)、ポランティア組織・コーディネーター、岐阜県生協連、ぎふNPOセンターから13名が出席しました。

2020年1月29日(水)、岐阜市のOKBふれあい会館で、「災害にも強い地域づくりに向けた調査及びスキーム構築事業」第4回アドバイザリー会議が開催されました。

これは、2018年7月の豪雨災害を機に、岐阜県が主導して災害ボランティア活動の連携体制づくりが進められる中で、特定非営利活動法人「ぎふNPOセンター」が赤い羽根福祉基金助成事業を活用して2019年度から始まった取組みのいわば“作戦会議”です。岐阜県生協連は“地域をベースにした事業を行う共同体関係者”の位置づけでアドバイザーとして参加しています。

この日は、今年度最後のアドバイザリー会議でした。10月に5圏域で開催したステークホルダーミーティングや、1月の「パイロット研修(岐阜市、美濃加茂市)の振り返りを行い、今年度活動の集大成として、3月4日(水)に開催する「地域づくりから災害ボランティア支援を考えるフォーラム」の内容を検討しました。
一年間の取組みから改めて見えてきたものは、災害発生への備えとして大切なのは「日頃からのつながり」であり、平常時にご近所同士や身近な地域でさまざまな組織が顔の見える関係を築いていることが重要だということです。

3月のフォーラムは、ボランティアコーディーネーターの李仁鉄さんのー基調講演、寸劇風のパネルディスカッション、ワークショップなど楽しく災害支援を考えられる企画を考えていきます。

岐阜県生協連に加盟している各生協は、くらしの向上と住みよい地域づくりへの貢献を目指しています。またそれぞれ大規模災害への備えや事業継続計画を策定し、県連の場でも一緒に学習や調査を行っています。今回のフォーラムにも参加を呼びかけ、各生協や県連での防災活動の力にしていきたいと思います。