全岐阜県生協連第45回通常総会を、2020年6月20日(土)、コープぎふ本部大会議室で開催しました。今年は新型コロナウイルス感染症の予防対策として、書面議決中心に議決への協力を代議員の皆様にお願いし時間も短縮して開催しました。代議員総数28名のところ、本人出席2名・書面議決26名の方に参加していただきました。
この日の総会は、仮議長の岐阜県学校生協の松山伸次さんの司会で始まり、議長には岐阜県労働者共済生協の辻繁明さん、書記に岐阜県生協連の河原洋之さんが選出されました。
開会にあたり大坪会長理事から、学校の授業が本格的に再開されるなど、新型コロナの非常事態宣言時から生活は通常に戻りつつある。これからは新しい日常、生活様式に変わっていくが、協同組合の特長である人と人とのつながりや結びつきを、その中でどのように形づくり、実践していくかが私たちに問われる。県連の課題として会員生協ととも考え進めていきたいと挨拶がありました。
今年は来賓をお招きせず、岐阜県環境生活部県民生活課の前田課長、日本生協連関西地連の井爪事務局長から祝辞をいただきましたので、議長から紹介していただきました。
続いて、佐藤専務理事より議案提案、小野監事より監査報告があり、議案審議として各会員生協からの活動報告で議案を深めました。
第1号議案 2019度事業報告並びに決算関係書類の承認の件
第2号議案 全岐阜県生協連第4次中期計画承認の件
第3号議案 2020年度活動方針および予算案承認の件
第4号議案 県連役員選任の件
その後、各議案について採決を行い全議案ともで賛成多数で可決されました。
●第4次中期計画でめざすこと、重点課題
「行政や諸団体とのつながりを強め、誰もが安心して暮らせる、持続可能な社会づくりに力をあわせて取り組みます」
(1)会員生協共通の課題である「防災・減災」を、引き続きの重点課題とします。
(2)災害ボランティア分野(被災者支援活動)の対応力をつけます。
(3)多様化する社会的課題に対し、県内の様々な組織とのつながりや支援の輪をひろげます。
●2020年度活動計画の5つの柱
(1)自然災害に備え、職員と組合員の命を守る取組みを進めます。
(2)身近な地域の諸活動に、行政や諸団体、協同組合と連携して取り組みます。
(3)行政や議会との関係づくりを進め、生協への理解と支持をひろげます。
(4)渉外・広報活動を強め、生協の社会的認知度の向上をめざします。
(5)会員生協の経営相談や支援を進めます。
最後に、豊田副会長理事より、本総会のように縮小・簡略化の総会・総代会が今年の全体的な傾向であるが、この傾向はしばらく続くと予想される。全てのことを中長期的な視点で組み立てていく必要がある。昨日から県境を越える往来も解禁されるなど、通常を取り戻しながら新型コロナウイルスに継続して対応していく段階に入った。この情勢の大きな変化に対し、引き続き連帯を強め、協同の力を生かして生活協同組合としての役割を果たしていきたい、と閉会挨拶がありこの日の総会を終了しました。
終了後、第1回理事会を開催し、2020年度の体制と代表理事(大坪、佐藤)を決定しました。
■2020年度の役員体制 ~よろしくお願いいたします~
会長理事 | 大坪 光樹 | 生活協同組合コープぎふ/理事長 |
副会長理事 | 豊田 由二 | 岐阜県労働者共済生活協同組合/理事長 |
専務理事 | 佐藤 圭三 | 生活協同組合コープぎふ/参与 |
理 事 | 片桐 学 | 岐阜県学校生活協同組合/専務理事 |
理 事 | 森田 幸治 | 岐阜県労働者共済生活協同組合/専務理事 |
理 事 | 高木 利彰 | 岐阜大学消費生活協同組合/専務理事 |
理 事 | 吉岡 俊雄 | 生活協同組合コープぎふ/専務理事 |
理 事 | 松岡 和彦 | 西濃医療生活協同組合/専務理事 |
理 事 | 子安 貞継 | 生活協同組合ぷちとまと/専務理事 |
監 事 | 小野 廣紀 | 岐阜市立女子短期大学生活協同組合/理事長 |
監 事 | 村上 達也 | 岐阜県学校生活協同組合/理事長 |
事務局長 | 河原 洋之 | 生活協同組合コープぎふ/参与 |