活動の報告

ぎふハチドリ基金の通常総会が開催されました【20.9.16】

今年はコロナ対策をとり、14階展望レセプションルームにオンラインもつないで開催されました。

2020年9月12日(土)、岐阜市のOKBふれあい会館にて、認定特定非営利活動法人ぎふハチドリ基金(以下、ぎふハチドリ基金)の2020年度通常総会が開催されました。

ぎふハチドリ基金は、若い世代(子ども・若者・子育て家庭)が抱える困難を、地域の支え合いで解決できる社会を目指し2012年10月に設立された組織で、 ハチドリ応援団(地域の企業、商店、団体、個人)からの会費や寄付金を原資にして、こども食堂や無料塾、子どもや若者が自分らしく過ごせる居場所づくりなどへの助成事業を柱に様々な支援活動に取り組んできました。2018年2月にNPO法人に登録、そして2020年3月には認定NPO法人格を取得されました。
全岐阜県生協連は、ハチドリ基金の理事を務め、同時に「ハチドリ応援団」にも登録し同基金を財政面からも応援しています。

(左)野村副理事長        (中)川合理事長        (右)原専務理事

この日は、2020年度通常総会と認定NPO法人取得報告会の2部構成で行われました。第1部の通常総会には正会員20名のうち19名が出席(実出席18名、書面1名)し、副理事長の野村典博さんの開会挨拶に続き、議長に理事長の川合宗次さんが選出され、2019年度事業報告など5議案が承認されました。

(左)山田事務局長        (中)環境生活部 山田次長       (右)鳥居副理事長

2019年度は助成事業として17件・総額約270万円の助成が行われ、経済的困窮やいじめ、ひきこもり等、さまざまな困難を抱える子どもや若者、子育て家庭を支える活動を支援されたことの報告がありました。ハチドリCafe開催事業はコロナの影響から縮小開催となりましたが、「ハチドリCafeスピンオフ企画」を3回開催(羽島市、瑞穂市、岐阜市)するなど代替え企画がとられました。また念願の認定NPO法人格をを3月18日に取得され、同基金への寄付が広がる条件が拡大しました。

そして、2020年度事業計画は、法人化4年目の年として助成メニュー・募集要項を見直すとともに、認定NPO法人格を活かして、支援者・寄付者を増やすとともに、災害等の非常事態にも対応できるような新たな寄付と助成の仕組みを検討、構築する内容となっています。

ビデオレターでの応援メッセージ
(左)岐阜市 柴橋市長    (中)羽島市 松井市長    (右)飛騨市 都竹市長

第2部の認定NPO法人格取得報告会は、オンラインやビデオメッセージも含め、とても多くの方からの応援や祝福のメッセージでとても賑やかで温かな報告会になりました。
川合理事長の開会挨拶に始まり、岐阜県環境生活部の山田恭次長の来賓挨拶に続き、同基金の歩みや応援メッセージの紹介(岐阜市長・羽島市長・飛騨市長その他)がありました。岐阜県のNPO法人数749に対し認定NPO法人は13(1.7%)しかないということで、ハチドリ基金の活動の公益性・透明性・社会的信頼の高さ、堅実・適正な運営が認められたことを実感できました。

(左)司会&スペシャルサポーターの浅井さん (中)東海ろうきん 板屋さん    (右)お仕事工房ポポロ 中川さん

そして何より、「小さな支援でも、それによって命がつながっている人がいる。これからも小さなことを積み重ねていく」というハチドリ基金の精神を胸に刻んだ一日になりました。

■認定特定非営利活動法人ぎふハチドリ基金のホームページはこちらから

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