活動の報告

被爆者の願いを継承する岐阜県民の会第2回運営会議が開催されました【21.4.29】

2021年4月21日(水)、岐阜市のハートフルスクエア―Gで、「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」第2回運営会議が18名の出席で開催されました。

安藤征治さん「私たちが取り組む核兵器廃絶運動は、人類存亡に関わる問題だとして、人類共通の問題として取り組んでいかなければならないと思います」

被爆者の願いを継承する岐阜県民の会(略称:継承する岐阜県民の会)は、2016年からヒバクシャ国際署名に取り組んだ「ヒバクシャ国際署名をすすめる岐阜県民の会」を継承するする組織として、昨年12月に設立された組織です。核兵器廃絶を目指し、当面の活動として岐阜県の原爆被爆者の証言を記録すること、また全国的な運動の岐阜県における受け皿となることを目標にしています。



加田弘子さん「私たちは核の無い世界の実現を目指して、これからも被爆者をつくらない気持ちで頑張っていきたいと思います」

開会に先立ち、ヒバクシャ国際署名をすすめる岐阜県民の会の活動報告DVDを視聴しました。そして、代表世話人(安藤征治さん、加田弘子さん)の開会挨拶に始まり、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)の木戸季市さん(日本被団協事務局長)から情勢報告がありました。



続いて、設立総会以降の活動報告があり、核兵器禁止条約学習会(1/23)の開催報告を確認し、岐朋会の梅岡昭生さんの被爆の証言動画を鑑賞しました。

木戸季市さん「今年は被爆から76年目であり、日本被団協結成65年の節目の年。これから5年間の被団協の運動は本当に頑張らなければないない。被爆者の願いは、再び被爆者をつくらないために、世界のどこにも絶対に核兵器を落としてはならないということ。そのためには世界に一発でも核兵器を残さないことが最も確実な道。核兵器は戦争だから使われた。やはり戦争をなくすことが大きな課題。」
古川秀昭さん「被爆者の方がそれぞれの思いで語られるのは無条件に圧倒的な力になると思います。50名を目指し記録されることは大きな力になるでしょう」

今後の活動計画の協議の中では、ヒバクシャ国際署名に続く署名活動について、参加団体の取り組み状況を報告しあい意見交換しました。岐阜県保険医協会会長の竹田智雄さんからは、同協会の署名運動の紹介がありました。またコープぎふの福永博隆さんからも生協内での検討の状況が紹介されました。そして、会員それぞれの団体で署名活動の取り組み方を検討していくこと、また、継承する岐阜県民の会の署名活動について検討することを確認しました。

最後に、これからも会員が主体となって会員を増やす取り組みを進めること確認し、代表世話人の古川秀昭さんの閉会挨拶でこの日の会議を終了しました。

■この日の出席者 ※敬称略

安藤征治(代表世話人)
古川秀昭(代表世話人)
加田弘子(代表世話人)
木戸季市(岐朋会)
佐藤朱実(岐朋会)
今井雅巳(岐朋会)
渡辺三千子(岐朋会)
小野佑二郎(コープぎふろ労働組合)
竹田智雄(岐阜県保険医協会)
藤原明美(岐阜県保険医協会)
子安貞継(生協ぷちとまと)
加納義久(事務局・原水協)
井平美恵子(事務局)
赤塚さとみ(事務局)
河原洋之(事務局)
福永博隆(事務局・コープぎふ)
森安理紗(事務局・コープぎふ)
佐藤圭三(事務局・全岐阜県生協連)

●ヒバクシャ国際署名をすすめる岐阜県民の会活動報告動画  

クリックして動画をご覧ください(再生時間約8分)