活動の報告

消費者ネットワーク岐阜と大野町消費者行政窓口との懇談会が開催されました【2022.3.15】

新型コロナウイルス感染症まん延防止重点措置の期間でしたがオンラインで開催できました。
画面右上のお二人が、大野町の足立さん(左)と、小森さん(右)

2022年2月22日(火)、消費者ネットワーク岐阜世話人会と大野町の消費者行政窓口部局との懇談会がオンラインで開催されました。消費者ネットワーク岐阜世話人会では、地方消費者行政の活性化に向けての各自治体の取り組みや課題などを直接伺い、今後に向けた提言等に生かしていくことを目的として、県や市町村の消費者行政窓口との懇談会を毎年開催しています。

この日の懇談会には、大野町からは民生部環境生活課の足立主査と同課消費生活センターの小森さん(消費生活相談員)のお二人が、消費者ネットワーク岐阜からは6名の世話人が参加しました。消費者ネットワーク岐阜の大藪代表の開会挨拶と双方参加者の自己紹介後に、大野町から取り組み等を説明していただき、質疑応答形式で交流しました。大野町では、平成28年に岐阜県内の町としては初めて消費生活センターを設置し、現在は環境生活課の体制の中で住民からの消費生活に関わる相談に対応されています。相談員の小森さんを中心に課の中でサポートしあいながらセンター運営されているそうです。

センター設置のきっかけは、消費者に重大な財産被害を生じさせる事例が増え、それに伴って増加する相談への対応や苦情処理の斡旋等が求められるようになったことから、適正な人材を配置して住民の安全を確保することを目的に設置されたそうです。年間50件超の消費生活相談が寄せられています。
今年度の特徴として、新型コロナで在宅が増え巣ごもり需要が高まったことも相談件数の増加につながっていると感じられているそうです。町の広報物やホームページに消費生活センターを案内されています。

最後に、御子柴副代表から本日のお礼とともに閉会挨拶がありました。大野町の消費者行政部局には様々な経験豊かな人材が揃っており、今後ますます住民に身近なセンターとして役割を果たしていかれることへの期待の言葉を贈り、合わせて消費者ネットワーク岐阜の活用もお願いしてこの日の懇談会を終了しました。年度末に向かうご多忙の時期にご対応いただいた足立さん、小森さんにあらためて感謝申し上げます。