2022年5月2日(月)、「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会(略称:継承する岐阜県民の会)」第20回事務局会議と「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」第2回街頭署名が行われました。
「継承する岐阜県民の会」は「ヒバクシャ国際署名をすすめる岐阜県民の会」の活動を引き継ぐ形で2020年12月に発足され、当面の活動として、(1)岐阜県内の原爆被爆者の「被爆の証言」を記録すること、(2)全国的な核兵器廃絶運動の岐阜県における受け皿となること、の2点を主要な課題に掲げ活動しています。
2022年4月時点の会員数は団体会員14団体、個人会員15人であり、主として年4回の運営会議のもとに事務局会議を毎月開ていて具体的な活動の検討や準備を行っています。
この日は午前に事務局会議を行い、以下の議題を話し合いました。
①情勢交流(日本被団協、岐阜県原水協、生協など)
②会の活動進捗(署名運動、平和行進の計画など)の確認
③4/3「核兵器禁止条約発効1周年記念学習会」のふりかえり
④5/12「第4回運営会議」の開催計画
⑤会員関係(動態、会費)の相談
この中では、コロナのためしばらく休止していた「被爆の証言」記録を、5月中に2回予定すること、4/3核禁条約学習会のふりかえりを受けて、5/12運営会議では「被爆2世のつぶやき」を再度企画し、録画して配信すること等が確認されました。講師の今井雅巳さん(岐朋会)と詳細を詰めていくことにしました。
午後からは、岐阜市柳ケ瀬通りの岐阜高島屋前に場所を移し、「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名」第2回街頭署名を行いました。継承する岐阜県民の会独自の署名用紙も作成して昨年10月から始まった署名運動です。コロナのため街頭署名は3月まで自粛していましたが、4月1日(金)から念願の再開を果たしました。この日はGWのさ中にもかかわらず10名が参加して商店街を通行する方に署名への協力を呼びかけました。新型コロナ感染対策を優先しているためやや控えめのスタイルで行っていますが、14時からの1時間で25筆の署名を集めることができました。
核兵器禁止条約が発効して1年3ヵ月余りが経ちました。今年は核兵器禁止条約締約国会議(6月)、NPT再検討会議(8月)と重要な会議が予定されているほか、2/24から続くロシアによるウクライナ軍事侵攻では核兵器の脅威が改めて前面に押し出され世界を震撼させています。今年度も「継承する岐阜県民の会」の活動を通して、誰もが安心して暮らせる世界の実現に向けて着実に活動を進めていきたいと思います。
●第2回街頭署名にご参加いただいた皆さま
加田弘子さん(岐阜県原爆被爆者の会)
竹田智雄さん、藤原明美さん(岐阜県保険医協会)
堀部智子さん(コープぎふ)
河原洋之さん(岐阜県原水協)
赤塚さとみさん、井平美恵子さん(継承する岐阜県民の会)
森安里紗さん、堀美奈子さん(コープぎふ)
佐藤圭三(全岐阜県生協連)