2022年10月13日(木)、「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」第6回街頭署名が行われました。前身の「ヒバクシャ国際署名」の活動を引き継ぐ形で2021年10月から始まった署名活動です。「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」独自の署名用紙も作成し核兵器のない世界の実現に向けて活動しています。街頭署名は今年4月から岐阜市柳ケ瀬通りの岐阜高島屋前で毎月行っています。
先月に続きこの日も7名が参加しました。ロシアのよるウクライナ軍事侵攻が続いており、最近は「戦術核」として核兵器の部分使用が報道されるなど緊張感が高まっています。核兵器廃絶に向けますます重要な局面を迎えていること、日本も核兵器禁止条約に参加するよう一人ひとりが具体的に行動(署名)していきましょうと呼びかけました。先月より人通りがやや多かったこともありましたが、14時からの1時間で69筆の署名を集めることができました。
署名していただいた方からは、
「日本は原爆の被害にあっているのだから、もっと核兵器に反対しなければいけないのにね」
「ロシアは本当に何を考えているのかわからないので怖い」
「主人は戦地のフィリピンで亡くなりました。私たちはもういいけど、娘たちのことが心配で」
など、最近の情勢を反映しているような声が聞かれました。
この日の街頭署名で「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名」は32,444筆となりました。日本被団協署名と合わせ国会に届けていきます。
岐阜県生協連は、これからも「継承する岐阜県民の会」の活動に参加し、誰もが安心して暮らせる世界の実現に向けて着実に活動していきたいと思います。
●第6回街頭署名にご参加いただいた皆さま
竹田智雄さん、藤原明美さん(岐阜県保険医協会)
河原洋之さん(岐阜県原水協)
木戸季市さん、赤塚さとみさん(継承する岐阜県民の会)
福永博隆さん(コープぎふ)
佐藤圭三さん(全岐阜県生協連)