活動の報告

「ユニセフ シネマのつどい2022」が開催されました【22.10.18】

2022年10月14日(金)、ぎふメディアコスモス「みんなのホール」で、岐阜県ユニセフ協会主催の映画上映会「ユニセフ シネマのつどい2022」が、およそ30名の方が参加して開催されました。

同協会スタッフの蟹沢保子さんの司会で始まり、最初にJIKA岐阜県デスク国際協力推進員の吉田文さんから「難民と国際協力」のテーマでお話聞き学習しました。吉田さんは岐阜県で生まれ育ち、民間企業を経て、貧困や紛争、災害被災地で教育や平和構築、緊急支援等を行うNGO団体で活動されてきました。自身の経験や海外の現状などを話していただきました。JIKA岐阜デスクの活用についても呼びかけがありました。

続く映画上映は、2011年から続くシリア紛争による難民問題をテーマにした「レフュジ― 家族の絆」を鑑賞しました。「レフュジー」は難民という意味だそうです。祖国を離れ安住の地を求めて旅をする難民家族が、度重なる苦難に遭遇する展開に胸が痛みました。日本に暮らしていると、難民問題は少し遠い世界の出来事のように感じますが、吉田さんの「紛争による憎しみや悲しみは人の心から消えない。平和になっても次の争いを巻き起こすもとになる」という言葉が印象に残りました。

平和の尊さと有難さを改めて実感できる機会を準備いただいた岐阜県ユニセフ協会の皆さまに感謝します。