活動の報告

高まる危機感を胸に!「ぎふ折り鶴平和行進2024」を行いました。【24.6.19】

6.13(木) ぎふ折り鶴平和行進(岐阜市) 出発前の集合写真

6月11日(火)、愛知県から岐阜県へ平和行進がやってきました。引継ぎ集会の会場となった各務原市民プール第2駐車場には、愛知県と岐阜県から生協や国民平和大行進、原爆被爆者の会などから約270名の関係者が参加し、双方よりの挨拶と行進横断幕の受け渡しを行いました。

(左)愛知県から岐阜県への最終日行進の様子        (右)引継ぎ集会の様子(各務原市民プール駐車場)    

愛知県の代表者の方(あいち平和行進共同連絡会など)からの挨拶に続き、岐阜県からは、岐阜県実行委員会の河原洋之さんの司会で、岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)会長の木戸季市さん、全岐阜県生協連の佐藤専務理事から挨拶を行いました。ロシアによるウクライナ軍事侵攻やパレスチナのガザ地区での戦闘は長期化し収束の見通しがたっていません。その他にも多くの地域で戦闘が行われています。また、核保有国による核兵器開発や実験も続いており、世界は今極めて危機的な状況であるとの認識をこの日の集会でも参加者が共有しました。「核兵器を廃絶しよう」「平和憲法を守ろう」の思いを新たにしました。

愛知県から岐阜県への横断旗の引継ぎと集合写真

午後は、各務原市で「ぎふ折り鶴平和行進」が行われ、およそ90人が参加しました。出発式はコープぎふ各務原支所長の廣瀬吉彦さんの司会で始まり、国民平和大行進岐阜県実行委員長の小倉文雄さんの集会挨拶に続き、各務原市平和メッセージを企画総務部の島元課長に代読していただき、ぎふ折り鶴平和行進実行委員会からの平和アピールをコープぎふ組合員の黒崎萌絵さんから、そして岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)からの平和メッセージが副会長の西田詩津子さんから紹介されました。
そして、リレー行進者として、全国通し行進の大村美恵さんをはじめとして、県内通し行進者の皆さん、この日から参加された、わかやま市民生協の佐々木渉さんが紹介されました。

各務原市民公園での出発式の様子。(左)各務原市の島元課長 (右)コープぎふの黒崎さん

例年、お天気が心配される各務原行進ですが、今年は快晴の青空の下、平和の歌やピースコールで約1時間、各務原市民公園から市役所周辺の3.6kmコースを行進しました。商店街や住宅から手を振って応援していただく方もあり、やはりみんなで声を出して歩くと楽しく、気持ちが盛り上がりました。

(左) 岐朋会の西田さんのご挨拶             (右)各務原市内の行進の様子

6月13日(木)は、岐阜市の「ぎふ折り鶴平和行進」。昨年リニューアルした金公園を会場に出発式を行い約100人が参加しました。ぎふ折り鶴平和行進実行委員会の青木泉さんの司会で始まり、冒頭、国民平和大行進岐阜県実行委員長代理の中村由美子さんの集会挨拶、岐阜市平和メッセージをコープぎふ理事の藤田朋子さんから代読していただきました。続いて、ぎふ折鶴平和行進実行委員会の平和アピールを赤塚さとみさんから、岐朋会の平和メッセージを木戸季市さんから、そしてきょうされんメッセージを斎藤茂行さんから紹介していただきました。

金公園での出発式。(左)みんなで平和の歌を合唱       (右)きょうされん仲間たちのダンス

そして、通し行進者の皆さんの紹介に続き、きょうされんの皆さん約50名によるダンスパフォーマンス、みんなで平和の歌を合唱しました。その後約60人で金公園~岐阜駅前~神田町通り~若宮町通りなど市街地を行進しました。

(左)きょうされんメッセージの紹介           (右)岐阜市内行進の様子

6月14日(金)は三重県に生協の平和行進を引継ぎました。13時より会場のお城西公園(津市)で「ピースリレー引継ぎ集会」と「2024ハート平和行進出発集会」が行われました。まず岐阜県の生協を代表してコープぎふ理事の谷順子さんから引継ぎの挨拶を行い、岐阜県ピースアクション連絡会が被爆者の方々と一緒に進めている「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」等の取り組みを紹介し、「これからも平和の活動をご一緒に!」と呼びかけました。
そして、谷さん、機関運営・くらしの活動部の堀美奈子さん、わかやま市民生協の佐々木さんとともに三重県の方に東海3生協のピースリレー横断幕とコープぎふ組合員さんから贈られた千羽鶴を手渡しました。

岐阜県から三重県への引継ぎの様子。(左)コープぎふの谷理事の引継ぎご挨拶

最終日の6月16日(日)は、岐阜県垂井町の「ワイワイプラザ垂井」からコープぎふ理事の高木智恵さんらと参加し、関ケ原町役場までのコースを約55人で行進しました。

垂井町~関ヶ原町への行進の様子

滋賀県の皆さんと合流して東海3県から滋賀県への平和行進横断幕の引継ぎ集会が開催されました。関ケ原町の西脇町長から激励のご挨拶があった後、東海の各参加団体から挨拶を行いました。生協からは三重県生協連の橋本事務局長が代表で挨拶を述べられました。

滋賀県への引継ぎ集会の様子。(左)岐朋会の木戸季市会長も参加されました。

今年も5月31日(金)の静岡県⇒愛知県の引継ぎ集会・行進への参加に始まり、6月11日(火)に愛知県から岐阜県への引き継ぎを行ってから6日間、大変珍しく全ての行程で晴天に恵まれました。ぎふ折り鶴平和行進実行委員会として国民平和大行進実行委員会や岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)の皆さんと一緒に、県民の方に平和の大切さを呼びかけ、無事に滋賀県に引き継ぐことができました。ご参加、ご協力いただい皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。全岐阜県生協連では、引き続き「2024ピースアクションぎふ」の取組みを会員生協や関係団体の皆さんと一緒にこれからも進めていきます。

(左)5/31新所原の引継ぎ集会          (右)6/12郡上八幡の行進の様子

❖今年も「平和メッセージ集2024」を発行しました

ぎふ折り鶴平和行進実行委員会では、今年も、参加団体や行進エリアの市町の首長さんからメッセージをいただき、「平和メッセージ集」を発行しました。6/11(火)の各務原市と6/13(木)のぎふ折り鶴平和行進で参加者に配布するなどして活用しました。

クリックして電子ブックをご覧ください。