活動の報告

全岐阜県生協連第49回通常総会を開催しました【24.6.24】

会場の様子。28名中25名の実出席で開会しました。
議長の新川裕理さん

2024年6月22日(土)、岐阜市のワークプラザ岐阜大会議室において、全岐阜県生協連第49回通常総会を開催しました。代議員総数28名のうち、本人出席25名、書面議決3名の参加で、2023年度活動のまとめや2024年度活動計画等を確認しました。

議長には生協アイチョイス岐阜代議員の新川裕理さん、書記にコープぎふ職員の市川盛嗣さんが選出されました。



大坪会長理事の開会挨拶

冒頭の大坪会長理事の開会挨拶では、元旦の能登半島地震など自然災害のリスクが高まり続けていることや、最近の自動車業界の不正問題などに照らせば、全業界が大きな転換期を迎えていると考えられ、生協もその一員として自らの役割を果たしていくことが重要であること等が述べられました。



今回の総会にはご来賓として、岐阜県環境生活部県民生活課の森信輔課長、日本生協連関西地連の村上毅事務局長にご出席いただき祝辞をいただきました。森課長からは、能登半島地震災害への支援活動をはじめとして、生協が日常的に県民生活の幅広い分野に渡り貴重な役割を果たしていることへの謝意と今後への期待の言葉をいただきました。村上事務局長からは、全国の生協間の連帯への貢献についてのお礼とあわせ、日本生協連の2030ビジョン実現に向け積極的な関りを期待するとの言葉をいただきました。

(左)県民生活課:森課長                  (右)関西地連:村上事務局長

続いて議案提案に入り、佐藤専務理事より議案提案、村上監事より監査報告があり、議案審議として各会員生協から活動報告していただき議案を深めました。

(左)佐藤専務理事                  (右)村上監事


岐阜県学校生協…松山伸次さん           岐阜大学生協・・・松井蒼真さん
岐阜労済生協…飯沼和代さん             コープぎふ…藤田朋子さん、
西濃医療生協…黒田晶子さん             生協アイチョイス岐阜…湯原清子さん
岐女短生協…三浦那結さん、旧井ひなたさん

第1号 2023年度事業報告ならびに決算関係書類承認の件
第2号 2024年度活動方針および予算決定の件
第3号 定款の一部改訂承認の件
第4号 会員ならびに会費規約改訂の件
第5号 県連役員選任の件
第6号 役員慰労金支出の件  

その後採決を行い全議案とも満場一致で可決され、204年度の活動方針と、それに基づく活動計画・予算、定款変更や役員選任等が承認されました。

  • ⑴「全岐阜県生協連第5次中期計画」の2年目の取り組みを会員生協の連携の力で進めます。
  • ⑵防災分野で、特に「災害支援・ボランティア活動」への対応力向上を会員生協と連携して進めます。全国の生協や県内の諸団体、行政との交流・学習を進めます。
  • ⑶「平和」や「くらしの安全・安心」の取り組みを、関連諸団体との交流を通して前進させます。
  • ⑷2025年度「全岐阜県生協連50周年」の事業計画をつくります。
  • ⑸50周年を契機に、これからの全岐阜県生協連のあり方を理事会で論議します。

その後、第1回理事会で、新会長理事に根崎周一さん、副会長理事に内藤浩さん、専務理事に佐藤圭三さんが互選され、代表理事には根崎会長理事と佐藤専務理事が選定されました。

根崎新会長から大坪さん、坂田さんに花束贈呈

そして、本総会をもって退任される大坪光樹さん、坂田充宏さんに根崎会長から記念の花束と退任慰労金が贈られ、お二人から退任のご挨拶をいただきました。特に直近3年余りは新型コロナの対応に力を注いできたわけですが、コロナによりコミュニティが切り離されたようなこの時代において、今こそ生協がその役割を果たし、人と人との結びつきやたすけあいに役割を果たしていくことへの期待の言葉をいただきました。

退任のご挨拶 (左)大坪さん  (右)坂田さん

そして、新たに理事に就任された、前口直樹さん、平井恵子さん、児玉幸夫さんから新任のご挨拶をいただきました。

新任のご挨拶(左)前口さん   (中)平井さん         (右)児玉さん
内藤副会長理事の閉会挨拶

最後に、内藤副会長理事から閉会挨拶がありました。本日の総会への参加のお礼と、本日確認された活動方針に沿い、根崎新会長を中心に、50周年を迎える県連活動の在り方についても検討を続けながら、誰もが安心して暮らせる持続可能な社会づくりに向け前進したいとの決意が述べられました。県連に集う会員生協の分野は様々ながらも目指すところは同じであり、各生協の強みを生かして連帯の力を強めたいと締め括り、第49回通常総会を閉会しました。



★記念品の書籍
「まんがでわかる賀川豊彦と考えるボランティア」

100年前に起きた関東大震災。当時、被害が深刻だった東京・本所地域に拠点を構えて、被災地の救援を指導した賀川豊彦。関東大震災のときの、賀川の支援活動の先駆性や、現在まで続く賀川の影響やその価値がまんがで紹介されています。

<2024年度役員体制>

会長理事	        根崎 周一 (生活協同組合コープぎふ/理事長)	
副会長理事  	内藤  浩  (岐阜県労働者共済生活協同組合/理事長)	
専務理事   	佐藤 圭三 (生活協同組合コープぎふ/参与)	
理    事   	片桐 学   (岐阜県学校生活協同組合/専務理事)	
理    事   	平井 恵子 (岐阜県労働者共済生活協同組合/専務理事) ※新任
理    事   	前口 直樹 (岐阜大学消費生活協同組合/専務理事)	 ※新任
理    事   	児玉 幸夫 (生活協同組合コープぎふ/専務理事)	 ※新任
理    事   	中村 英洋 (西濃医療生活協同組合/専務理事)	
理    事   	子安 貞継 (生活協同組合アイチョイス岐阜/理事長)	
監    事   	小野 廣紀 (岐阜市立女子短期大学生活協同組合/理事長)	
監    事   	村上 達也 (岐阜県学校生活協同組合/理事長)