活動の報告

子どもたちへの教育の尊さを実感!「ユニセフシネマのつどい2024」【24.9.12】

2024年9月12日(木)、今年も岐阜県ユニセフ協会主催の映画上映会「ユニセフ シネマのつどい2024」が、岐阜市のぎふメディアコスモス「みんなのホール」で、およそ35名が参加して開催されました。

今年の映画「世界のはしっこ、ちいさな教室」は、シベリアの遊牧民学校、ブルキナファソの僻地の学校、バングラデシュの船上学校を舞台に、3人の女性教師が困難な環境で子どもたちに教育を提供する姿を描いたドキュメンタリーでした。

シベリアの遊牧民学校では、広大なタイガを教師がトナカイのソリで移動しながら授業を行っています。教材や机まで移動しながら運び、子どもたちに民族の文化や言語を教えていました。
ブルキナファソの僻地の学校では、新任の女性教師が赴任して粗末な学校の環境改善にも取り組みながら子供たちに文字や言葉を教える様子が描かれていました。子どもたちの学習環境を向上するために、彼女が自費でソーラーパネルを購入し、夜でも子どもたちが勉強できるよう改善したことに驚きました。
バングラデシュの船上学校では、地域の悪慣習である児童婚を防ぎ、子どもや女性の権利を守るために戦う姿が印象的でした。「中学に行きたい」と女の子のために母親を親身になって説得する姿に胸をうたれました。

上映後に、村山事務局長からユニセフ活動についての説明がありました。

教育の尊さや大切さが描き出されている映画であり、3人の教師の献身的な姿への感動と、日本では誰もが当たり前のように教育が受けられることの有難さを実感しました。

大変すばらしい映画で、もっと多くの方が鑑賞されるといいのにな、と思いました。
今年も貴重な学びの機会を準備していただいた、岐阜県ユニセフ協会の皆様に感謝します。