2024年10月11日(金)、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)にノーベル平和賞が授与されることが決まりました。今回の受賞は、1956年の結成以来、「二度と被爆者をつくるな」の願いのもと、身をもって世界に被爆体験を伝え、核兵器廃絶を希求して国内外で活動してこられた被爆者の方々の弛まぬ努力が認められたものであり、近年において戦争や武力衝突が続き、対立と分断が進む中で再び核兵器使用の危機が日々高まる世界への警鐘として非常に重要な意味があるものです。
10月16日(木)、日本被団協の地方組織として岐阜県で日々活動されている岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)に、「全岐阜県生活協同組合連合会」「岐阜県ピースアクション連絡会」「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」からお祝いのメッセージをお贈りしました。私たち生協は、創立期より様々なつながりを通して平和活動を進めてきました。全岐阜県生協連は「岐阜県ピースアクション連絡会」や「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」に参加し、被爆者や様々な団体の方々と一緒に活動しながら、核兵器のない世界の実現を目標に平和活動に取り組んでいます。
平和活動を通して、被爆者の皆さまからたくさんの貴重な知見と勇気をいただいています。
今回のノーベル平和賞受賞をお祝いするとともに、引き続き岐朋会をはじめとして、岐阜県内の多くの仲間の皆さまと一緒に平和の活動を進めていきたいと思います。