2024年12月25日(水)、「すべての国に核兵器禁止条約の批准を求める署名運動」に今年寄せられた11,265筆分の署名用紙(オンライン50筆含む)を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)宛てに送付しました。
この署名活動は、前身の「ヒバクシャ国際署名」を引き継ぐ形で「被爆者の願いを継承する岐阜県民の会」の取り組みとして2021年10月から継続しています。2021年11月に第1回として7,292筆分、2023年1月に第2回分として11,144筆分、2023年12月に第3回分として9,860筆分を送ってきました。
今年は、署名用紙の裏面をアニメ風にリニューアルし動画も制作しました。団体会員でも積極的に取り組まれ、年次では過去最高の署名数となりました。
今年10月には、日本被団協がノーベル平和賞受賞という、世界の核兵器廃絶運動にとって記念すべき出来事があった一方で、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナとの軍事など世界各地で戦闘が続いています。核兵器の使用も度々言及されており危機感は一層募っています。今こそ、世界の国々が速やかに核兵器禁止条約に参加して行動していくことが求められています。
そのためにも、核兵器廃絶への願いを形として集めていくことが必要です。岐阜県から送った署名数は累計で39,561筆となりました。世界を願う一人ひとりの思いを署名活動を通して発信していくために、これからも取り組みを継続していきます。